支援団体の家庭訪問は直ぐ行われました。 里親の資格取る為に養護施設で既に行われてましたし、コロナに関係なくこの点はスムーズに行われるものだと思います。 でも早く行われる家庭訪問は憂鬱でした。 それは支援団体での僕の態度があまりにも失礼でぞんざいで、全く印象の良いものじゃないだろうと思ったからです。 「だろうと思たんやなくて、明らかに印象悪いわ」 普段関西弁を使わない奥さんは、ヤカラのニュアンス加えて僕を責めたてます。 「でも対策を考えなあかん。印象悪いまんまやったら推薦してもらわれへん」 そこで僕達が考えたのは、ああなるほどそうですね作戦。 僕はとても頭が硬い人間です。 一丁前な年齢に達してる…