病院が怖い兄と怖くない弟
ほっしゃんは大の病院嫌いです。私の胸が痛くなるほど、怖がります。 病院に行くとわかった瞬間から、表情がなくなり、体も声も震わせ、行きたくないと訴えます。病院についても、大泣きもしくは涙をうかべ、声を震わせ、怖がります。 病院で病気を治せても、ほっしゃんの心がつぶれてしまうのではと思うほど、怖がります。 心がつぶれないにしても、こんなこわいところに連れてきた私との信頼関係が崩れてしまうのではないか…と思うほど怖がります。 そもそも、ほっしゃんが発達検査を受けるきっかけになったのも、かかりつけの小児科医の先生が、病院への怖がり方が尋常じゃないほっしゃんを見て、“ちょっとこの子は何かあるんじゃないかな”と思ってくださったことでした。 (←