『コンビニ人間』少数派の生きづらさ
村田沙耶香さんの『コンビニ人間」を読みました。 3年くらい前に、芥川賞を受賞して 読書芸人でも話題だった作品をようやく♪ 主人公の性格に共感するのは難しいけれど 「多数派」が普通とされる社会での 「少数派」の生きづらさにはすごく共感。 立場が違えば、同じ世界でも見え方が異なり、 自ずと善し悪しの評価も違ってくることを 極端な性質をもつ主人公で見事に表現しています。 私自身、この歳になっても子供がいない少数派。 とても大切なことを、さぼっているような扱いに 肩身の狭い思いをすることも、やっぱりあって、 みんな優しいけど、些細な無意識が刺さることが…不妊治療よりも、出産・子育ての方が大変な分、仕方…