絵本レビュー「あんぱんま◯」
あんぱんまん/作・絵 やなせたかし 日本の乳幼児で知らない子どもはいないだろう、 激、クラシック。 「パッヘルベルのカノン」とか、 「シューベルトの魔王」的な。 違うか。 「モルダウ」とか 「ドナドナ」とか。 もっと違うか。 30代中盤の ミスチルとか スピッツとか そんな感じかしら。 …それも違うか。 そんなスケールで測れない、 クラシック中のクラシック。 飢えた人に自分の顔を食べさせる アンパンさんの物語。 ちなみに、彼の名前がまだカタカナになる前の、 この絵本(第1作)にはバイキンマンもバタ子さんもチーズも出てきません。 あのおじさんは出てきますが、 ジャムという名前すらありません。 半…